Make the Ruleシンポから続いて、東北大学の長谷川公一先生にお声掛けいただき、岩波「環境と公害」の新年号のための座談会に出席。
対談メンバーは、進行役の長谷川さんに加え、鈴木達治郎さん(電力中央研究所・東京大学)、大島堅一さん(立命館大学)、高村ゆかりさん(龍谷大学)、それに飯田というメンバー。本来なら、外務副大臣(民主党温暖化対策本部事務局長)の福山哲朗さんを囲む座談会のはずが、超多忙で叶わず、しかも鈴木さんが前半に参加、飯田が遅れて参加しコメントするという、変則的な座談会に。
主な内容は、内容・京都議定書の第1約束期間終了後(2013年以降)を見据えて、「特集 低炭素社会への選択:原子力か再生可能エネルギーか」をめぐって、政権交代をふまえて、原子力産業とグリーン電力ビジネスの攻防など。
事前に用意された主な論点は
1)新政権の温暖化政策、再生可能エネルギー振興策、原子力政策にどの程度期待できるか? 霞ヶ関を変えられるのか?
2)日本は、今後、原発政策をどのように転換していくべきか?
3)原子力と再生可能エネルギーをめぐる、アメリカ、EU(とくにドイツ)、アジア(とくに中国)の動きをどう見るか?
4)市民側・NGO、自治体レベルでの動きに、どのような期待が可能か?
など
前日に、第1回タスクフォースが開催されたこともあり、大いに盛り上がる。内容は、ぜひ岩波「環境と公害」新年号をお楽しみに!
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