第4回 危うし「温暖化対策基本法」
2010-03-10
鳩山政権が国連で公約した「25%削減」を達成するために、今年の夏までに温暖化対策基本法を成立させる予定です。この温暖化対策は、新政権のマニフェストの中でも、鳩山首相自ら「25%削減」を国内外で公言し、国民の多くから支持されてきた目玉といえるでしょう。その温暖化対策の礎(いしずえ)となるべき「温暖化対策基本法」が、ここに来て官僚や産業界の巻き返しによって「マニフェスト違反」となる骨抜きがされようとしています。
■ 5つの骨抜き
何がどう「骨抜き」されようとしているのか、具体的に見てみましょう。大きなポイントは5つあります。 (続く)
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